こんにちは!今回は私自身の経験談と転職してよかったことをお話していきます。
私は理学療法士として、病院勤務の後現在トレーナー兼整体師として活動しています。
はじめに、理学療法士(PT)という職業について簡単に説明します。理学療法士は、病気やけがをした人々が日常生活を送るための機能回復を目指し、専門的なリハビリテーションを提供する医療専門職です。リハビリテーションプランの作成、運動療法、物理療法などを通じて、患者の身体的な能力を向上させることが主な仕事です。
私はかつて、日本のある病院で理学療法士として働いていました。理学療法士の平均年収は、経験や勤務地によって異なりますが、一般的には年収400万円前後とされています。確かに安定した収入であり、社会的にも尊敬される職業ですが、私は何か違う道を模索するようになりました。
理学療法士としての仕事には大きなメリットがあります。例えば、専門的なスキルを活かして直接人の健康をサポートできること、また医療チームの一員として様々な専門家と協力して働くことができることです。しかしながら、デメリットも存在します。特に、長時間労働や精神的なプレッシャー、職場の体制や方針に対する制約などが挙げられます。
そんなある日、私は「もっと自由に、もっと個々のクライアントのニーズに対応したケアを提供したい」という強い思いから、整体師兼トレーナーとして独立する決意を固めました。現在は、小さな店舗で整体とパーソナルトレーニングのサービスを提供しています。整体師としては、体のバランスを整える手技に重点を置き、トレーナーとしては、個々の健康目標に合わせたトレーニングプランを提案しています。
独立に際しては、副業として自分のスキルと情熱を活かせる何かを始めることが大切だと感じました。理学療法士としての経験を生かしつつ、よりフレキシブルに、より創造的に働くことができるようになり、結果的には収入の面でも自己実現の面でも大きな満足を得ることができています。
まとめると、理学療法士から整体師兼トレーナーへの転身は、私にとって大きな挑戦であり、リスクも伴いました。
個人的な成長と専門的なスキルの拡張、そして生活の質の向上を実現するための重要な一歩でした。自分自身のパスを見つけ、それに基づいてキャリアを形成することの重要性を、この経験は教えてくれました。これからも、一人ひとりのニーズに対応しながら、より良いサービスを提供していく所存です。
理学療法士から整体師・トレーナーへの道のり: 頑張ったこととこれからの目標
頑張ったこと
- 専門知識と技術の向上
理学療法士として培った医学的な知識を基に、整体師としてのスキルを磨くために多くの時間を投資しました。解剖学や生理学のさらなる深堀り、整体やマッサージに特化した手技の習得に励みました。 - ビジネススキルの獲得
ビジネススキルも必要とされるため、マーケティングや経営管理についても学びました。特に、デジタルマーケティングの知識は、顧客基盤を広げるうえで非常に役立っています。でもまだまだ上手にできていません汗 - トレーニング知識の研鑽
特に、運動種目だけでなく海外でのトレーニング文献やエビデンスを学びました。
実際に体を鍛えることだけでなく栄養学や運動学も今まで以上に学んでいきました。 - ネットワーキング
医療業界やフィットネス業界のプロフェッショナルとのネットワークを構築することで、多角的なサポートを提供できるようになりました。これは、クライアントに対する包括的なアプローチを可能にする重要なステップです。
これからもっと頑張りたいこと
- 教育活動の拡充
自分が学んだ知識と経験を、次世代の整体師やトレーナーに伝えるための教育プログラムを開発したいと考えています。これにより、業界全体の質の向上に寄与できると信じています。 - サービスの多様化
クライアント一人ひとりのニーズに応じたカスタマイズされたトレーニングプログラムやウェルネスプログラムを開発し、提供範囲を広げたいです。特に、高齢者や障害を持つ人々へのアプローチを強化することが現在の目標です。 - オンラインプラットフォームの利用拡大
パンデミック以降、オンラインでのサービス提供が増加しています。私のセッションもオンラインで提供できるようにシステムを整え、より多くの人にアクセスしてもらえるよう努力していきたいです。 - 持続可能な実践の促進
環境に配慮したクリニック運営を目指し、持続可能な医療慣行を取り入れていきたいと考えています。これには、エコフレンドリーな製品の使用やリソースの効率的な利用が含まれます。
独立してからの道のりは簡単ではありませんでしたが、理学療法士としての経験を生かしつつ新たなフィールドでの挑戦は、私にとって非常に充実したものです。これからもプロフェッショナルとしての成長を続け、より多くの人々の健康と幸福に貢献していきたいと考えています。
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